ローン中の原付バイクを売りたい。
ローンを支払っている間の所有権が、誰にあるのかが分からない。
自分に所有権がない場合は、バイクを売れないと聞いたけど、どこで確認すればわかるの?
こんな疑問に答えます。
結論、原付(50cc~125cc未満)バイクの所有権はローン中でも自分(使用者)にあります。
この記事では、ローンを支払っている原付バイクの所有権の確認方法を解説。
本記事を最後まで読むと、ローン中の原付バイクの所有権が誰にあるかを理解し、バイクを譲る際や売る際のトラブルを未然に防げます。
- 所有権の確認方法
- 所有権について聞いてみた
- ローンが残っているバイクの注意点
☑ 本記事の信頼性
無事バイクの納車完了😌
スクーターでも新車はマジかっけー
前は貰い物でしたが、自分で買うと大事にしようと思う人間心理😂写真のセンスなくてすまん😂
明日からよろしくです☺️#バイク買ったよー pic.twitter.com/OemMFTf3ED— あき🚣♂️アウトドアとブログで生きる男 (@Akraft3594) August 20, 2020
この記事を書いている私は、原付バイクをローンで購入しました。
その際に所有権について、ローン会社とバイク購入店舗に電話でお問い合わせしています。
ネット上に、原付バイクの所有権についてここまで解説しているサイトはないので、参考になるはず。
ローン中の原付バイクの所有権の確認方法
結論から言うと、標識交付証明書に書いています。
上記の画像に書いている、『使用者欄の氏名』が所有権を所持している人の名前です。
原付バイク(50cc~125cc)の所有権は、本人が基本。
原付はローン中であっても所有権は付けません。
つまり、ローン中でも普通に売れます。
とはいえ、使用者や氏名などが所有権を持っている人にあたります。
【実体験】ローン会社とバイク購入店に聞いてみた
正直言うと、原付バイク所有権の確認方法がわからず、苦戦しました。
だって、標識交付証明書には所有権なんて一言も書いてません( `ー´)ノ
知恵袋を見ても、私と同様の疑問を持っている人も多かった…。
という訳で、実際にローン会社と販売店に原付バイクの所有権について聞いた時の内容を紹介。
ローン会社とのやり取り
標識交付証明書を見ても所有権がわかりません。
ローンを支払っているので所有権は○○ローン会社さんですか?
標識交付証明書見ても所有権とか、書いてないので、とりあえず、ローンを支払っている会社に電話して聞いてみました。
ローンは契約してるけど、バイクの所有権はウチではないよ。
詳しいことは、わからんからバイク買ったところに聞いてや。
こんな感じでした。
要点をまとめると
- ローン支払っていても、ローン会社が所有権を保持している訳ではない
- バイクを購入した店舗が所有権を持っていることもある
上記のように説明されたので、次はバイクを購入したお店に電話をかけました。
バイク購入店とのやり取り
バイクをそちらさんで買ったんですが、バイクの所有権について教えてください。
ちなみに、ローンを契約してローン会社に支払っています。
さっそく購入した店舗に聞いてみることに…
原付バイクの所有権はウチでも、ローン会社でもあらへんで
あんさんに所有権があるから、売っても別にえんやで~
こんな感じでして、バイクを購入した店長曰く
数百万円するぐらいのバイクなら、ローン会社やウチで所有権つけること多いなあ。
数十万円の原付バイクなら、普通は所有権は使用者やで。
例えるなら、クレジットカードで買い物した時をイメージする感じ。
クレジットカードはローンで買い物しても所有権つかないからね。
原付はそれと同じってことだね。
ふむふむという事で、納得。
こんな感じで、専門家からローン中でも売っていいとのお墨付を、もらえたので安心です。
ローンを支払っている原付バイクの注意点
原付バイクは所有権は本人にあるので、基本的にローン中でも売っても大丈夫です。
とはいえ、ここで勘違いしてほしくないのは、売ろうが譲ろうが、バイクのローンは全額払う必要があるということ。
そんなの当たり前と思うかもですが、稀にバイクを売ったらローンの残債もなくなると勘違いする人がいます。
この前提を頭に入れて、その他の注意点を解説します。
ローンが残っている状態での個人取引はトラブルの元
- 友達や知人にバイクを譲る
- ヤフオクやメルカリで売る
上記のように個人で取引する場合、ローンが残っている状態は危険です。
理由は簡単でして、ローンの支払いに関してのトラブルが起きるから。
- ローンの残債<売れた金額
- ローンの残債>売れた金額
①ならローンを完済できるので、いいですが、②の場合はその後のローンの残債について話し合う必要があります。
個人同士でのローン支払いは、連絡がつかない、入金をしてくれないといったことが頻繁にあります。
ローンが残っている状態での、個人取引は正直リスク大。
ローンが残っているなら買取業者がおすすめ
- ローンが残っているバイクも買取可能
- ローンの組み換えなど面倒な手続きは無料で代行
- バイク保管場所までトラックで無料引き取り
- その場で現金を貰える(業者によって違う)
- 個人の取引と違いトラブルが少ない
こんな感じで、買取業者を利用するのが圧倒的に楽。
個人の場合だと、名義変更の手続きや、メールでのやり取り、入出金の確認など、やることは多いです。
ちゃんとした買取業者を利用すれば、結構な高値で売れます。
まとめ:原付はローン中でも本人に所有権あり
- 原付バイクはローン中でも所有権は本人にあり
- 故に原付バイクはローン中でも売れる
- 売ったり譲ったりしてもローンは全額返済する必要あり
使用者欄に記載しているのが、所有権を持っている人です。
不安なら、私がやったようにローン会社や購入した店舗に確認するのが確実。
ローンが残っていても原付は、普通に売れるので、あとはどう売るかだけ。
個人売買や譲る場合は、ローンを返済しきってから売るのが最善です。
ローンを一括で払えない場合は買取業者に売るのが手間がなく、安全ですね。
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