原付を修理するか乗り換えるか迷う。
ぶっちゃけ修理費用次第なんだけど、いくらが相場なのか全くわからん。
こんな疑問に答えます。
原付の修理費用って相場がいまいちわからないですよね。
私もそうでした。
とはいえ、何度も原付の修理をしていくうちにザックリ『これぐらい』と、いう感覚がつかめるように。
そこで、本記事では原付の修理費用の相場を紹介。
あとは、別のバイク屋さんでも電話で聞いたりしている上で修理費用の相場を書いています。
この記事を読めば、原付の修理費用の相場がわかります。
また、原付を修理or乗り換えるかの明確な基準も私の実例と合わせて紹介するので、悩んでいる方は参考になるはず。
原付の修理費用って意外と高いよね。
1回の修理に1万円以上は、だいたいかかってる😭
合計で4〜5回修理したけど、合計の修理費用を計算してみると…10万円は行かないぐらい
ちなみに既に売ったアドレスv100のお話ね🤫
今更ながら思うけど、早く新車に乗り換えた方がコスパ良かったなあ…#原付 pic.twitter.com/OLpcmdAPGq
— あき🚣♂️アウトドアとブログで生きる男 (@Akraft3594) January 17, 2021
こんな感じで、何度も修理しており、一時情報から相場を紹介します。
原付修理費用の相場
- タイヤ交換…6,000~10,000円
- エンジン系…10,000~50,000円
- 電気系統…3,000~10,000円
- 駆動系関連…5,000~15,000円
- ブレーキ関連…3,000~15,000円
ざっくりですが、修理費としてはこれぐらいかかるという目安。
価格に結構差があるね。
この金額の差はいったい何できまるの?
ざっくり言うと、『工賃』、『故障箇所』、『どの部品を使うか』で変わってくる。
例えば、タイヤ交換にしても前輪か後輪か『故障箇所』でも、料金は違うんだ。
あとは、『素材のいいタイヤを使う』とかそんな感じで変わる。
とはいえ、ある程度の相場はあるので、次で細かく修理費用を解説。
タイヤ関連
修理箇所 | 工賃 | 部品代 |
---|---|---|
パンク修理 | 1,500~2,000円 | 0円 |
タイヤ交換 (前輪) |
2,000~2,500円 | 1,500~5,000円 |
タイヤ交換 (後輪) |
2,500~3,500円 | 1,500~6,000円※ |
ホイル持ち込みタイヤ交換 | 800~1,400円 | 1,500~4,000円※ |
ホイル交換 | 2,000~3,000円 | 5,000~8,000円 |
廃タイヤ処分費 | 150~500円 | 0円 |
こんな感じ。
タイヤ系は、最も修理することが多い所なので、なるべく安くしたい。
よくあるのが、ネットで格安タイヤを買って持ち込んでタイヤ代を抑える方法です。
詳しくは、原付バイクタイヤ交換の費用はいくら?実例からどこが安いのか紹介!をどうぞ。
節約したいなら、工賃が安い業者に頼みましょう。
持ち込み工賃が安いバイク屋さんを選ぶのがコツ。
エンジン関連
修理箇所 | 工賃 | 部品代 |
---|---|---|
プラグ交換 | 500~1,000円 | 500~1,500円 |
キャブレターオーバーホール | 6,000~9,000円 | 0円 |
キャブレターセッティング | 9,000~10,000円 | 0円 |
オイル交換 | 0~1,500円 | 1,000~3,000円 |
冷却水交換 | 3,000~4,000円 | 0円 |
マフラー交換 | 2,000~5,000円 | 8,000~35,000円 |
エンジン関連は故障したら高くなりやすい箇所。
私もエンジン系統を修理した時は2万円超えたので、かなり痛い出費でした。
電気系統関連
修理箇所 | 工賃 | 部品代 |
---|---|---|
バッテリー交換 | 1,000~3,000円 | 2,000~10,000円 |
ヘッドライト交換 | 500~3,000円 | 1,000~3,500円 |
バッテリー充電 | 500~1,000円 | 0円 |
走ればOKな人は、お店のバッテリーではなく、ネットで購入する方が賢いです。
反対にこだわりがある人はお店で買うか、バイクパーツ.comで買うといいです。
正規価格から最大75%OFFでバッテリーが売っているので、まあ安い。
駆動系関連
修理箇所 | 工賃 | 部品代 |
---|---|---|
プーリー交換 | 3,000~5,000円 | 3,500~7,500円※ |
スライドピース交換 | 500~3,000円 | 3,500~7,500円※ |
ウエイトローラー交換 | 500~1,000円 | 3,500~7,500円※ |
ドライブベルト交換 | 500~1,000円 | 3,500~7,500円※ |
実際にかかる費用は工賃3,500~7,500円+部品費のみです。
全てまとめて修理することが多いので、1万円以上はかかるのが普通。
もちろん部分ごとに交換することも可能ですが、まとめて買えた方がいいです。
交換の目安は1万~2万kmほどで、まとめて交換するのが一般的。
詳しくは、原付のスピードが出ない原因は主に4つ【修理にかかった費用も公開】をどうぞ。
ブレーキ関連
修理箇所 | 工賃 | 部品代 |
---|---|---|
ブレーキシュー交換 (前輪) |
2,000~3,000円 | 2,000~4,000円 |
ブレーキシュー交換 (後輪) |
3,500~4,500円 | 25,00~4,500円 |
ブレーキ関連は交換したことがないですが、相場をみるとそんな高くないですね。
重要な部分なので、効きが悪いならケチらず修理。
修理費用を安くする3つの方法
- 部品の持ち込み
- 自分で修理する
- 定期的なメンテナンス
では、順に解説します。
部品の持ち込み
バイクショップなどで置いている部品で、交換修理すると高くつきます。
なぜなら、素材の質がいいので料金も高いという訳。
節約したいなら、ネットで買える部品は購入して持ち込んだ方が安くなります。
バッテリーとかタイヤはその典型。
自分で修理する
灯火類や、バッテリーの交換ぐらいなら調べると自分でできます。
今どきyoutubeで検索すると、わかりやすい動画があふれているので、素人でも可能。
定期的なメンテナンス
日頃のメンテナンスをしっかりすれば、原付でも5万kmを超えても現役で走れます。
- オイル交換
- タイヤの空気圧
- オイル量の点検
この辺のこまめなメンテナンスは長く乗りたい、修理費を浮かせたいなら必須。
日頃から、メンテナンスをしていると、故障しても最低限で済むので結果的に修理費も安くなります。
毎日のメンテナンスなんて、具体的にそうすればいいかよくわからん。
こんな人は、下記の動画を見ると結構わかりやすいです。
【実例】修理にかかった費用は『70,612円』でした
ここでは、アドレスV100の修理にかかった費用を全て公開するよ
という訳で、以下の表にまとめました。
修理した箇所 | かかった費用 | 修理の数 | 修理費用の合計 |
---|---|---|---|
タイヤ交換+その他部品 | 13,900円 | 1回目 | |
駆動系パーツの故障 | 9,072円 | 2回目 | |
エンジン、電装系の故障 | 26,400円 | 3回目 | |
タイヤ交換+JAFに加入 | 15,500円 | 4回目 | |
ドライブベルトの劣化 (JAFのレッカー費のみ) |
5,840円 | 5回目 |
修理や故障にまつわる費用を全てが『70,612円』です。
こんな感じで、結構な料金がかかりました。
まあ、このバイクは貰いもののアドレスV100でして、古いはもちろん。
既にかなりの距離を走っていました。
約2年ほど、修理を繰り返しながら乗り続けましたが、修理してもまた故障とキリがない状態にはなっていましたね。
詳しくは、【完全に終わった】原付が坂道を登らなくなった…僕はその日に乗り換えを決意をどうぞ。
なので、私の自論ですが、古いバイクなら乗り換える方がコスパいいと本気で思っています。
とはいえ、修理してまだまだ乗りたい方もいるはず。
そこで、次では修理する前に知っておきたいことを解説します。
修理する前に知っておきたい3つの事実
- 乗り換えの方がお得のことも多い
- 修理しても別の箇所が故障するかも
- 悪い所は全部直すつもりで見積もり
上記は、古いバイクを修理した中で思った3つの事実。
では、順に解説します。
乗り換えの方がお得のことも多い
私の場合は修理費用『70,612円』がかかっています。
厄介なのが1度修理すると、『せっかく修理したのに勿体ない。』
こんな風に思ってしまい、結局乗り換える機会を見失うんです。
しかも、これだけのお金と労力をかけても、2年も持ちませんでした。
古いバイクだとこういった状況って割とあると思うんですよね。
それなら、1度も修理せず乗り換えた方が、絶対お得です。
修理しても別の箇所が故障するかも
私の場合ですが、修理してもまた別の箇所が故障という無限ループになっていました。
しかも早ければ3ヶ月後とかに、別の箇所が故障します。
もう、直しても直してもキリがない状態。
これでも、修理するのは、『この前修理したから、流石にもう大丈夫でしょ?』
この謎の安心感と、『修理費が勿体ない』という、ケチな心が原因。
安心してください。
バイクは機械なので、僕らの気持ちなんて無視して故障します。
悪い所は全部直すつもりで見積もり
もし、今後もバイクに乗り続けたいなら、お金をケチらず、悪い所は全部直しましょう。
その際は、『悪い所を全部直したらいくらかかりますか?』
こう聞きましょう。
全部修理した場合の金額と、新車で購入した場合の金額を比較。
そのうえで、どちらがいいか自分で判断してください。
結果すぐに故障→修理の繰り返しで大変な目に遭いました。
【SNSの意見】原付の修理費用or乗り換えるべきか?
ここまで、読んでも修理するか乗り換えるか迷う人向けに世間の意見を調査。
個人的には、乗り換えるべきですが、修理して乗り続けた方がいいと主張する人もいるはず。
そこで、修理に関する意見をSNSから調査した結果、下記の意見が見られました。
- 迷う人が圧倒的
- 修理して乗り続ける派
- 修理せず乗り換える派
では、順にみてきましょう。
なお、下記の記事も参考にどうぞ。
迷う人が圧倒的
原付の修理代高すぎる治すか迷うわorz
— れんちょん (@Ren0223maikel) May 18, 2013
わかりますよ。
でも、バイク買うとなるともっと高いので迷うよね。
原付修理費
32280円なり
これってどうなんだろう
確か購入時本体8万ぐらいだったから微妙だな
買い替えるか修理か迷う— 味噌丸 (@misssoniiKOmi35) May 22, 2014
今の私なら、新しく買い替える!
と、言いたいですが、現実はお金の面で悩む…
ボロ原付の修理に5万くらいかかりそう。パーツ交換はブレーキ周りくらいで、エンジンはキャブレターの分解清掃くらいっぽいんだけど。自賠責とタイヤ交換費も含みとはいえ……迷うなー。あんまり乗らないしさすがにもうお別れしとくべきかな……。
— どくろまる (@d_chrml) May 20, 2017
あんまり乗らないのに修理は辞めた方がいいですね。
メンテの手間や、廃車を考えた時にメリットがない。
詳しくは、【損してます】バイク買ったけど全然乗らない人【選択肢は3つだけ!】をどうぞ。
まとめると、皆『めちゃくちゃ迷っている』ということです。
修理して乗り続ける派
原付を修理。アクセル吹かしっぱなしになるのは、ワイヤーがダメだったそうです。修理費は一万円くらい。たぶん、これで本体価格とのべの修理費が同じくらい(それでも愛着があるので乗り換えはしません)
— 🧂 (@_sunairo) March 9, 2011
愛着があって1万円の修理なら、うん迷わない。
原付の修理見積もり7万弱だったァーーーーー!!たっけ!!!
でもバッテリーやらエンジンやらもいろいろやってもらうから当たり前か…ディーラーさんに「修理進めていいですか?それとも…(乗り換え検討しますか?)」と聞かれたけどアーサーに愛着あるのでそのままお願いしやした!— あさつき (@hskr_asa) June 17, 2017
7万円の修理でも愛着があれば直せるのです。
今のバイクに愛があれば多少修理費がかさもうが、乗り続ける人が多数。
修理せず乗り換える派
長年乗っていた原付バイクのエンジンが故障(>_<)
修理代かなりかかるので、買い換えを決定。何だかんだで10年戦士くらいだからなぁ。
で、125ccに乗り換えすることにしました♪
スクーピーくん、お疲れさまでした。o(^o^)o— U kaori (@minority1002) February 28, 2013
10年間お疲れ様でした。
修理代や年数を考えると、私も乗り換えしますね。
古いバイクは私の経験からも、修理→別の箇所が故障→修理のループに陥りやすいです。
よほど愛着がない限り乗り換えた方が無難。
なお、私はもっと早く乗り換えておけばとマジで過去の自分に言いたいです。
« バイク買い替えるか悩んでたけど…新車に乗り換えたら最高だった!
まとめ:原付を修理は意外と高い
- 悪い箇所はまとめて修理
- 節約したいからと一部修理は損
- 迷ったら思いきって乗り換えるのも手
1度でも修理したバイクは、『勿体ない精神』が働きます。
かといって私のように、ずるずる修理すると手間と修理費で損します。
修理するか乗り換えるべきか迷うなら、悪い箇所を全て直した金額と、乗り換えする金額を比較するのが無難。
その際、近くにバイク屋さんがない場合はグーバイクで検索すると、お店の評判や料金がわかるので便利。
乗り換えると決めた人は、今のバイクを現金化しましょう。
乗り換える場合は下取りするのが一般的ですが、下取りでお金にならない場合は買取業者に頼むといいです。
基本的に、どんなバイクでも現金化できるので、間違えても処分費だけは支払わないように。
【無料でも損!】原付バイク処分方法5選【あなたのバイクには価値がある】
どっちも選べないって方は、サブスクという選択肢もあります。
【月額2,000円】の原付サブスクはどんな人向け?【実際にお問い合わせしてみた】
方法はいろいろあるので、自分にあったものを選んでください。
という訳で、今回の記事は以上です。
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